小さな土地の3階建て住宅

鉄骨造の3階建て住宅
手狭な土地で何とかしたい、二世帯住宅が必要だ。
建て主様の切実なご希望です。
今まであちこちで「出来ないですね。」(やりたくない)
と言われて来たそうです。
飾り気の無い、人目を引くところは特に無い住宅です。
設計作業でも地道な作業に手間と時間を掛けました、
そして小さな土地に最大限の広さを求め出来た住宅です。
それはつまり夢を諦めない3階建てです。

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素敵な賃貸住宅

賃貸住宅をご提案しました
相続問題などで土地活用の必要から賃貸住宅の建設を考えられている建て主様へ
貸住宅のデザインのご提案をしました。
今後都内では家賃収入も低下してゆく中、ローン返済の行き詰まりなどがすでに問題となってきています。
そんな難しい今後の土地活用を考えて、「デザインで生き残る賃貸住宅。」を提案いたしました。
簡単に言えば「そこに住みたくなる様な素敵な賃貸マンション」
あまり奇抜なことをやると逆に住みづらくなってしまいます。
無駄なコストは掛けないで「あ、いいな」といえる要素を盛り込んでいます。
10年後、20年後のライフスタイルに合わせていけるような手堅い設計にもなってるんですよ。

夢を諦めない3階建て

江戸川区

基本設計 平成27年10月10日

地盤が弱い土地柄なので耐震性、コストそして間取りの自由度を考えました。
その結果、小さな土地を最大限に生かす軽量鉄骨3階建てです。
そしてまだお元気な建て主様のお母様の生活リズムを考えて
分離型2世帯住宅としました。
1階部分パース

【1階部分】
建て主様のお母様が住まわれるそうです。
独立した玄関を持ちリビングキッチンと寝室を緩やかに分けて
使いやすい大きさの洗面室と浴室を備えています。
右側には建て主様が住まわれる2階に続く独立階段があります

2階部分パース

【2階部分】
建て主様が住まわれる2階部分は
独立した玄関を持ち「リビングキッチン、洗面室、浴室、トイレ」 昼間に食事をしたり団欒したりと生活をする階です。
最大限の吐き出し窓とベランダを備えています。

3階部分パース

【3階部分】
建て主様がご家族で使われる寝室となります。
天井を高く取り狭い土地でも大きなスペースを感じられるように
ロフトも設けました。
法律で定められた広さの上限の99%まで妥協することなく実現しています。
設計コストを度外視した過激な設計です(建物自体は普通です)
何が過激かといいますと、こんな労力かけたら設計事務所は潰れます(笑)
広さが住宅のすべてではありませんが、この住宅の場合は大切です。
最大限の吐き出し窓とベランダを備えています。

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地盤改良工事 平成28年3月20日

建物を建てる前にまず地面の調査をします(ボーリング調査といいます)
周りの住人が家を建てた時の話や、地域的な特性から予め予想はしていましたが
その結果、ここは地面が柔らかすぎて何らかの補強をしなければならない事が確認されました
支持層といわれる硬い地面は地中30メーターも下にあります。
ここまで深く杭を打つにはとてもお金が掛かります(家一件分くらい)
パートナーの構造設計家に話を聞くと地盤改良という工事を すれば良いということになりました。
地中深くまで杭を打つより安価である程度の補強が出来ます。
地盤改良写真
地面を掘り返しコンクリートと混ぜる準備をします。
地盤改良写真2
アースオーガーという重機でゴリゴリ掘ります。
地盤改良写真3
コンクリートと土を混ぜて地中に太い柱を作ります。
地盤改良写真4
敷地を敷き詰めるようにコンクリート製の柱を地中に作り完了です。

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